読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

元水泳コーチのスイミングのハナシ

スイミングスクールで26年働いた元水泳コーチのお話です

はじめてのスイミングスクールの選び方

親が子どものことを考えて始めるか、子どもが自分で行きたいと願うから始めるか、始める理由はいろいろありますが、アナタが我が子をスイミングスクールに通わせることになったとします。

当たり前ですがスイミングスクールに通うには、それなりにお金がかかります。どうせお金を払うなら、少しでも良いところに通わせたいと思うのは当然です。

自分で調べた場合、スイミングスクールがどこにあるか、どれくらいのお金がかかるかを調べることはできても、どんなスイミングスクールに通えばいいのか、選び方の基準はなかなか書いてません。

そこで、そんなアナタに元水泳コーチがアドバイスをしてみたいと思います。

f:id:maskednishioka:20170301230144p:plain

基本は近所の通いやすいスイミングスクール

スイミングスクールには長く通うことになります。子どもが3歳から小学6年生まで通うとして約10年です。それを考えると近所に通いやすいところがあれば、そこでいいでしょう。

近所であれば通っている人の評判を聞くことも出来ますし、実際に見学に行けばスイミングスクールの雰囲気はわかります。

スイミングスクールはサービス業ですので、問題があったり評判が悪ければ、お客さんが減って運営が維持できなくなり、潰れれるか経営母体が変わるのどちらかになります。特に悪い評判を聞かなかったり長く運営していれば、それほど問題はないでしょう。

近所にスイミングスクールがなければ、スイミングスクールのスクールバスが利用できるところを探してみましょう。

子どもの年齢が低いうちは送り迎えが必要ですが、ひとりでバスに乗れるようになれば通うことが出来ます。

f:id:maskednishioka:20170301230226p:plain

問題は近所に2つ以上あって選べるとき

問題は、近所にスイミングスクールが2つ以上あって選べる場合です。通っている人の評判も悪くなく、長くやっているスイミングスクールが2つあったら、何で判断すればいいのかわかりません。

普通に考えれば、通うのにかかるお金が安いほうを選ぶことになるでしょうが、極端に安くなければ問題ないでしょう。

ただ、それでは判断しにくいかもしれませんので、いくつか判断するためのポイントを書いておきます。

f:id:maskednishioka:20170301230246p:plain

人気のない方が過剰な特典になる

スイミングスクールはサービス業であり、お客さんが少ないと運営が厳しくなります。極端ないいかたをすればラーメン屋と同じで、客が入らなければ閉店します。

ラーメン屋で考えればわかりますが、人気があって忙しいラーメン屋はお客さんを呼ぶために必死になることはなくて、上手いラーメンを作るための努力に集中しています。

しかし、人気のない儲かっていないラーメン屋は、上手いラーメンを作ることよりもお客さんを呼ぶことに必死になります。もちろん最初は上手いラーメンを作ることだけ考えていたのが、あんまりにも客が来なくなると、そうなってしまうのです。

これと同じでスイミングスクールも人気があって儲かっていれば、お客さんを集めるために過剰なサービスは必要なくなります。逆にお客さんの集まっていないスイミングスクールは、お客さんを集めるために、特典をこれでもかと盛り込んできます。

入会金無料や指定用品プレゼントくらいなら問題ありませんが、あまりにも過剰な特典には注意が必要です。特にいま入会すれば、3ヶ月分の月謝が無料に!などには気をつけましょう。月謝に手を付けているということは、相当切羽詰っているかもしれません。

f:id:maskednishioka:20170301230257p:plain

体験して試してみる

多くのスイミングスクールでは、実際にレッスンを体験できるサービスが用意されています。有料であったり時期やクラスによっては行っていなかったりしますが、実際にプールに入ってレッスンに参加できるので、選択するにはわかりやすい目安になるでしょう。

体験してみて、そのスイミングスクールの指導が上手いかどうか判断するのは難しいと思いますが、なんとなくのインスピレーションで決めてもいいでしょう。

スイミングスクールとすれば、体験で来てくれたお客さんは、なんとしてでも欲しいので、体験で来てくれた子どもにはがんばって指導します。ですので、子どもが楽しいと思うのは当然で、普通のレッスンよりも盛っていると考えていいでしょう。

f:id:maskednishioka:20170301230319p:plain

誰でも出来る見分ける方法

子どもが低年齢や低学年に限りますが、元水泳コーチがとっておきの見分け方をお教えします。

スイミングスクールには足の届かない子どものために、足場を作るためのセーフティ(台)が必ずあります。

f:id:maskednishioka:20170301225401p:plain

スイミングスクールのよっては水深の浅いプールがあれば別ですが、セーフティがなければ子どものレッスンが出来ません。

そこで子どものレッスンが行われていない時間に見学に行き、このセーフティの数を数えるのです。セーフティが多いほうが安全にレッスンができますし、それなりに子どもの数が多いと思っていいでしょう。

さらに子どものレッスンの始まる前に行くと、コーチがセーフティをプールに入れて準備をしています。このときのコーチの動きを見て、コーチがダラダラしていたりセーフティを適当に扱っていたら、コーチの質はあまり高くないと思ってもいいでしょう。

優秀な責任者がいるスイミングスクールであれば、そういうこともスタッフに教育していますので、きっと指導もしっかりしているでしょう。

f:id:maskednishioka:20170301230750p:plain

セーフティの話はあくまでもひとつの目安です。セーフティが多いからといって必ず指導が上手いわけではありませんが、あればあるほど安全だといえるでしょう。

実はこのセーフティって高額で、サイズにもよりますが1台7~8万円します。ということはセーフティが多いスイミングスクールの方が、子どもクラスの指導にお金を掛けているということになります。大人のレッスンが中心であったり、子どもの数が少なければセーフティというのは不要な物なのです。

 

これを読んだアナタが、良いスイミングスクールに通えますように。