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元水泳コーチのスイミングのハナシ

スイミングスクールで26年働いた元水泳コーチのお話です

スイミングスクールに通う子どものゴーグルについて

子どもがスイミングスクールに通うときに、必要なグッズがいくつかあります。

  • 水着
  • スイミングキャップ
  • タオル
  • ゴーグル

多くのスイミングスクールでは、水着とスイミングキャップが指定用品となり、通い始めるときに購入しなければなりません。(買わなくても持っていれば大丈夫)

タオルは体を拭くのに必要ですが、自分の好きな物を使えますので、何でもいいでしょう。

この中でゴーグルだけは必須というわけでなく、使うかどうかは個人の自由になります。

このゴーグルを、いつから使わせるべきか悩むママが意外と多いようで、コーチに相談されることが多いのです。

そこでゴーグルの考え方と、いつから使用すべきか?などを書いてみます。

 

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ゴーグルを使うことのメリットデメリットなど

ゴーグルは、水中で目を開けたときに眼球に水が直接触れないようにするためのものです。なんだか難しく書きましたが、要するに水の中で目を開けても違和感を感じないようにするものです。

子どもでも大人でも、始めて水中で目を開けるのは怖いもので、その違和感に慣れてしまえば平気なのですが、ゴーグルがあれば違和感を感じることはありません。

しかしゴーグルを使うことにもメリットとデメリットがあります。

ゴーグルを使うメリット

ゴーグルを使う一番のメリットは、長い時間水に潜っていても、目が赤く(痛く)ならないことでしょう。

短時間であればゴーグルなしでも泳げますが、1時間近く練習するとなると、ゴーグルがないと気になってしまうでしょう。

目を守るというメリットの以外では、子どものモチベーションを上げることが出来ます。

これは子どもがゴーグルをしていない場合のみ有効ですが、泳げるようになったらゴーグルを買ってもらえるという約束をして、泳げるようにがんばらせることが出来ます。

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ゴーグルを使うデメリット

ゴーグルを付ければ水中で目を開けることが出来ます。ただし、これは水中で目が開けられるわけでなく、ゴーグルに守られているだけです。

ですが、何らかの拍子にゴーグルがズレて、ゴーグルに水が入ってくることがあります。

このときに、ゴーグルなしでも水中で目が開けれる子どもは冷静に対応出来ますが、目を開けるのが怖い子どもはパニックになりやすくなります。

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低年齢の子どもは調整が難しい

低年齢でも泳げる子どもはたくさんいます。足が届く場所で短い距離であれば、2歳の子どもでも平気で泳いでいます。

2歳の子どもが泳ぐことはそれほど珍しくありませんが、2歳の子どもがゴーグルをちゃんと付けて調整できるかというと難しいです。

せっかくゴーグルを付けているのに、ズレてしまって水が入りまくり、気がついたらゴーグルの中が水で満杯になって、顔を上げても水中にいるのと同じ、ひとり水族館になっていることも珍しくありません。

ゴーグルを上手く使えるようになるのも練習が必要ななるということです。

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スイミングスクールによってはルールがある

このようなことを踏まえ、スイミングスクールの考え方として、自分で顔を浸けて目を開けるのが平気になるまでは、ゴーグルの使用を控えるようにルールを決めているところもあります。

それを明確にするために、そのスイミングスクールの進級基準で、何級までは使わないように決まっているところもあります。

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結論 ゴーグルは使うべきだがタイミングは考える

メリットとデメリットを考えた場合、水中で目を開けることが出来るまでは使わず、レッスンが終わって目が赤くなったり痛くなってから使うようにしてもいいでしょう。

珍しいことですが、水中で目を開けずにゴーグルを使い始めてそのまま年齢を重ね、高学年になってもゴーグルがないと泳げない子どもは実際にいます。

水中で目を開けることは慣れですから、子どもは嫌がるかもしれませんが、経験させてあげる方がいいのではないかと思います。

例外としては、目に疾患がある場合などは、必ず使わないといけません。スイミングスクールに申し出て、使用を認めてもらいましょう。