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元水泳コーチのスイミングのハナシ

スイミングスクールで26年働いた元水泳コーチのお話です

スイミングのコーチと合わないと感じたらどうしようと思うママへ

子どもがスイミングスクールに通うと、必ずコーチが付いて指導をしてくれます。しかしスイミングスクールにはたくさんのコーチがいて、その指導技術や性格は様々です。

同じお金を払うなら、優れた指導技術を持った性格の良いコーチに教わりたいとは誰もが思うことですが、コーチ全員がそうではなく、保護者の目から見ると「今日のレッスンはハズレだなぁ」なんて思うこともあるでしょう。

指導中に子どもに危害を加えたり、言葉で責めたりするようなコーチは論外ですが、コーチの性格はそれぞれ違うので、子どもや保護者と合う合わないが必ず出てきます。

せっかく高いお金を払ってスイミングスクールに通っても、コーチと合わなくてスイミングスクールを楽しめなかったり、辞めてしまおうかと思っている保護者の方へ、ちょっと書いてみたいと思います。

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コーチと合わないことを伝えていいか?

子どもや保護者がコーチと会わないと感じるには、それなりの理由があるでしょう。それは些細なことかもしれませんが、お金を払っている立場であり客としては、その理由をスイミングスクールに問い合わせることは問題ないと思います。

もちろん直接担当コーチに伝えると角が立ちますし、心象が悪くなる可能性がありますので、そのスイミングスクールの責任者(支配人やヘッドコーチ)といった人に相談する形で伝えるのが良いでしょう。

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相談するときに注意する3つのこと

いざ伝えるとなれば怖かったり緊張もすると思いますが、受付やフロントの方に伝えて責任者を呼んでもらうか、何かのタイミングで合うことが出来るならそのときに伝えれば問題ないでしょう。

ただし、伝えるときにやってはいけないことがあります。

嫌いではなく合わない

責任者に伝えるときに「あのコーチが嫌い」ではなく「あのコーチと合わない」という思いを伝えるようにしましょう。いくら客でもコーチを人格否定するのはどうかと思いますし、「嫌い」となれば一方的に相手を悪者にすることになります。しかし「合わない」であれば、どうにかして歩み寄りたいという気持ちが伝わるはずです。

責任者に担当コーチと合わないと伝えれば、当然「どのような点が」と返ってくるでしょうから、コーチの行動や考え方でおかしいと思う点を伝えれば良いでしょう。

意外なことかもしれませんが、これを伝えるだけでレッスン内容が改善され、コーチが好きになる場合もあります。

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子どものワガママでいわない

子どもは賢いですから、自分が上手く出来なくて水泳を嫌になったときに、コーチが嫌いだからと平気でいいます。それらを見抜くのは親の役目であり、本当に嫌なことを克服するための手助けをするのが保護者の勤めでしょう。

子どもが「あのコーチ嫌い!」と言い出したくらいで保護者はうろたえてはいけません。もし子どものレッスンを見学する時間があるのなら、じ~~っと見てみてください。きっと子どもが嫌がる理由が見えてきます。スマホなんて触っている場合じゃないですよ!

それが本当にコーチのやっていることがおかしいと感じるなら、それは子どもが合わないと思っているのではなく、保護者が合わないと思うことですので、それを伝えればいいでしょう。「子どもがいっているので・・・」は禁句です。

 

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他の保護者もいっているはダメ

レッスンを見学する場所では保護者同士がコーチの話をしていて、「あのコーチはダメねぇ~」なんて会話が行われています。(コーチとしては恐ろしい場所です…)

ですが、責任者に伝えるときに「他の保護者もいっていますし」などといってはいけません。あくまでも個人の意見として伝えなければ、スイミングスクール側に上手く伝わりません。

責任者の立場としては、個人の意見として聞いた場合は、その問題を解決するために必要な方策を考えますが、「他の保護者うんぬん」と聞くと、他の保護者が誰なのか?本当はそう思っていないんじゃないか?などと考えてしまいます。

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最後に元コーチの意見を

コーチの指導技術と性格については本当に様々ですが、仕事の出来る責任者は適材適所を考えているものです。

例えば子どもに厳しいコーチがいたとして、それを新しい子どもばかりのクラスの担当は任せません。逆にスイミングスクールに慣れてきて、ふざける子どもが集まっているクラスの担当をさせるようにします。

ただ、残念ながら実際問題としてコーチの大半がアルバイトであり、そのコーチが勤務出来る曜日や時間が限られてますので、適材適所をしたくても出来ない場合もあります。

たまに「あのコーチとは合わない」と感じた保護者が、そのコーチが入っていない曜日や時間に変えるのですが、それを知らない責任者が偶然担当を変えてしまい、せっかく変えたのに、また同じコーチになってしまった。なんてこともありますよね。

いくら「コーチと合わない」という表現を使ったとしても、批判になってしまうのでは?と考えて伝えない方もおられるでしょうが、スイミングスクール側としては、コーチの評判が悪ければ死活問題に関わりますので、コーチを再教育するか担当を変えることで対応します。

ただ、そこにスイミングスクール側と保護者の信頼関係がなければ成り立たず、ワガママばかりいう保護者はコーチ達から煙たがられますし、お客さんである保護者の意見を真摯に受け止めないスイミングスクールは、結局悪い評判で潰れてしまいます。

せっかくスイミングスクールに通うなら、楽しく通えるにしたいものですね。